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洞穴の概要

氷渡洞(しがわたりどう)

安家地域の古老は「す」を「Shi」と発音していたとの記録があり、国土地理院も「しがわたりどう」を採用していることから「すがわたり」ではなく「しがわたり」といたします。

氷渡ケイブシステム総延長 3902m+α(本洞・支洞合計)
1:中央本洞 191m(本洞の長さ)
洞口から東100m先に長慶の間(長径23m短径7m高さ17m)のホールがあります。昔はここが終点でしたが、1963年立命館大学探検部の湯浅健蔵氏等が風の来る小さな縦穴(立命風洞)の岩を取り除き奥につづく横穴を発見しました。91m進むと洞穴は左右に分岐します。
2:龍の背本洞(左洞) 1415m(本洞の長さ)
分岐点から北東方向に直線的に伸びる洞穴ですが、分岐点から615m先の第1サンプ(青き地底湖(旧称龍堰の湖)長さ42m幅5m)までしか行くことが出来ません。(渇水時)その先は洞穴が水没していますので潜水しなければ進めません。特殊なケイブダイビングの訓練を受けたダイバーだけが進入を許される未知の世界が続きます。洞幅は平均2~4mですが、天井は40mにも達する場所もあり「地底の渓谷」です。つらら石や石筍、フローストン(流れ石)等の鍾乳石も美しく発達しています。
3:不帰の道(右洞) 347m。
左洞とは対照的に迷路状にいくつも枝分かれし全体で1346.4mの長さがあります。天井は低いところで30cm、高い場所でも3m位しかありません。洞幅も狭い場所で50cm位しかありませんが日本人が思い描く洞穴らしい洞穴といえるかもしれません。つらら石や石筍も規模は大きくありませんが数多く発達し変化に富んでいて歩いて楽しい洞穴が続きます。ただ何しろ迷路洞穴ですからガイドが必要です。